自由ライフ満喫中ブログ

チャーリーマンガーの「勉強さえしていれば働かなくてもよい」という言葉を信じて日々精進しています。

なぜ日本株は低迷するのか

最近はNYダウが最高値を更新しています。

過去にも何度か大暴落があったりしていますが、
長い目で見れば常に右肩上がりで動いています。

そこで私が思うのは
改めて日本株は動きが弱々しいと感じます。

日本は今から約30年前の
バブルであった日経平均株価の3万8,957円を
未だに更新していません。

なぜ日本株はボックス的な動きで
最高値を更新できないか?

私は日本株以外にも米国株にも投資をしていますが、
2つを比べて決定的な違いがあります。

それは、日本企業が株主に
しっかりと還元しようという姿勢が低いことです。

通常、上場企業は株主のものになります。

そこで事業で稼いだお金を
株主に還元したりします。

他には設備に投資したりすることで
企業価値を高めようとします。

しかし日本の場合、無駄に設備投資をしたり
無駄に自社ビルを建てるのにお金をかけてしまったりと
株主に対しての意識が低い面があります。

要するに大袈裟に言うと、
株主に還元するくらいなら
欲しい物を買ってしまえ!
といった感じです。

まるで子供のような理屈になってしまいます。

残念ながら日本株
今の例えに近い状態です。

最近は、それではダメだと
日本も株主にしっかり還元していこうという姿勢が
以前よりは強くなっている傾向にあります。

優待を出す企業が増えてきているのは
その現れかもしれません。

しかし、米国等の海外に比べればまだまだです。

あと日本は金融に対する教育がなさすぎるのも問題です。

一般的に
株=悪(怖いもの)
という認識が強いような気がします。

それは日本の金融に対する教育が
なさすぎる証拠です。

会社で1番偉い人は?
という質問にほとんどの人が
「社長!」と答えると思います。

そうではなく、会社で1番偉い人は?
の質問に「株主!」
と8割くらいの人が答えるくらいに
教養を広めていった方が良いと思います。

(偉いの定義によって賛否両論ありそうですが…)

そのような風潮になることで
企業も株主に還元しようと躍起になりますし、
全体が変わってくると思います。

いずれにしても金融に対する教育を増やし
物言う株主を増やすことが重要です。

ただ残念ながら、このような状況は
瞬時に変わるものではありません。

だから私は日本株だけではなく
米国にも投資をしています。

過去のデータを見ても
どう考えても米国の優良企業を見抜き
投資した方がリターンが高くなっています。

なのでこれからも米国株に投資しつつ、
日本株も良い銘柄があれば、
または、何だかんだで大好きな良い優待銘柄があれば
今まで通り投資していこうとは思っています。