自由ライフ満喫中ブログ

チャーリーマンガーの「勉強さえしていれば働かなくてもよい」という言葉を信じて日々精進しています。

配当再投資の重要性 リセッションや暴落を恐れない

経済番組や雑誌等を見ていると
周期的に下落相場になる水準であり
リセッションに備えよというような
記事や発言をよく見ます。

そして人は、実際に暴落や下落相場が到来すると
始めに決めていたルールを無視して
パニックになり狼狽売りを行ったりします。

せっかく買い付けてきた資産を
簡単に手放してしまい
自らリセットしてしまうのです。

そして一般にはそのような悪いイメージが根付き
投資はギャンブルだと言われ
経験の浅い個人投資家も退場してしまう事態になります。

しかし、長期投資で着実に資産を増やす方法は
その株価の変動も味方につけることができます。

例えば、1929年以来に暴落した、
大恐慌を例にして見てみましょう。

大恐慌1929年から1933年の底にかけて
55%と減少しました。

とてつもない大暴落です。

大恐慌と言えば、
決して短くあっという間に終わったとは言えません。

しかし、粘り強い投資家は下落して
配当利回りが上がった銘柄を
どんどん買い増ししていきました。

下落により配当利回りも上がっており
いったん株価が回復すれば
ものすごいリターンをもたらすということを
知っていたからです。

反対にもっとも損をしたのは
保有株を、ただ狼狽売りした投資家です。

そのときは、大損するよりはマシだと考えましたが
結果的にはただ投げ売りしただけです。

長期投資家はタイミングを見るのではなく
配当を再投資することで
資産を莫大に増やすことができます。

最近ですと、
昨年の12月から年始にかけて
株価が暴落しました。

うまい投資家は
そのような時に、
狙っていた銘柄を最安値で拾っています。

口で言うほど簡単なことではないですが、
市場が悲壮感にとりつかれているときこそ
配当を生む優良銘柄を買い増すことが重要なのです。

配当再投資は、
下落相場のプロテクターになるだけではなく
株価が上昇に転じれば
リターンのアクセルになります

なので、長期投資家は
今回のGWのような10連休で市場が閉まるくらいで
特に特段変わったことはせず
どっしり構えて長期で見ればよいのです。

しかし、そのためには
下落相場が来ても
問題ないような銘柄に投資しなければならないという
大前提がつきます。

何でもいいので、
長期で見ればよいというものでもありません。

財務は問題ないか、しっかりとした株主還元の姿勢はあるか、
利益を出せているか、

等見る所は様々あります。

そのためには、
日本だけではなく米国を始めとする
海外株に目を向けてみるのも良いかと思います。

日本にも優良銘柄はありますが、
やはり規模、人口ボーナス、株主還元姿勢を見ても
米国がナンバー1だという事実は変わりません。

長期で株を見るということを前提にすると
米国というのは、素晴らしい投資先です。

これからも、取得単価を意識しながら
優良企業を買い付けていきたいと思います。

最近決算が悪材料で
アルトリアが下落していたので
狙っています。

配当再投資等の今回の話の内容は
シーゲルの株式投資の未来も参考にしています。

米国の長期投資への考えが
ぎっしり詰まっています。