自由ライフ満喫中ブログ

チャーリーマンガーの「勉強さえしていれば働かなくてもよい」という言葉を信じて日々精進しています。

高配当再投資vsグロース投資 どちらが有利?

日々ツイッターやブログを見ていると

グロース(ハイテク株)は暴落する。

あるいは、高配当は配当が高いだけで

成長しないためトータルリターンが低くなるだけ

等といった論争が散見されます。

 

私はそれを見るのが楽しみです(笑)

 

私はブログやツイッターでは

配当再投資を行っていると言っていますが、

別にどちらが正解というわけではないし

不正解というわけでもないと思います。

 

現在私は再投資戦略を実行している

 

ブログやツイッターでも発言していますが

私がなぜ主に配当再投資を行っているというと

普通度生活できるくらいはある程度資産があって(もちろん贅沢はできない)

とりあえず何となく始めたのが優待投資や

配当再投資戦略だったからです。

 

最初は本屋で優待投資についてかかれた雑誌を立ち読みして

こんな方法もあるんだーと思ったのがきっかけです。

 

そこから日本株投資をはじめました。

 

やはり最初に証券口座を開いて取引するまでは

行動するまでに結構エネルギーが必要でしたね。

 

特に米国株を最初買うときは、

ドルに変えるということもあり

日本株を最初に買うとき以上に分からないことが多かったです。

 

なので投資の入口としては再投資戦略であれば

株が少し下げても耐えられると思って

実行し始めたという経緯があります。

 

ただ、配当再投資戦略は

下落相場に滅法強いという意見がありますが

株を続けてきた結果、

そこまで下落耐性があるわけではないなと思いました。

 

確かに選ばれる銘柄は

ディフェシブと言われるような銘柄が多く

相場に影響を受けにくく、全体の下げに対しては

相対的に下げにくいという側面もあることはあります。

 

しかし、単純に業績が悪化した時や

何らかの悪材料が出たときには容赦なく下げます。
 

ここ最近のタバコ株なんかは

まさにいい例ではないでしょうか。

 

BTIなんかは高値から半値近くまで下げましたよね。

 

そこで配当を重視している投資家は

下げたときに飛びつく形で買い向かうわけです。

 

一時的の下げで買うスタイルは間違いとは思いませんし

上がった時のリターンで考えると

下げで買うのはむしろ当然だと思います。

 

そして配当利回りで考えると

最近のタバコ株やエネルギー株は

税引き後でも4%以上くらいの利回りがあります。

 

そこで配当を重視した投資家が考えるのは

1000万円で4%だから年間40万円で月約3万3000円の小遣いになる

2000万円で4%だから年間80万円で月約6万6000円の小遣いになる

といったように生活費をどれだけ賄えるのかという思考になります。

 

私もそのような計算で

何度も電卓をはじいたことがあります。

 

生活費を配当気でどれだけ賄えるか

ということを考えるとワクワクしますね。

 

しかし、よーく考えると

例え配当で月10万円あったとしても

リタイアは夢のまた夢という現実にぶつかります。
 

普通に生活していて、ましてや家族がいて

月10万円程度では生活していくのは厳しいですよね。

 

しかも株価の値下がりや

減配にビクビクしながらの生活は

常に心ここにあらずで精神がもたないでしょう。

 

しかもタバコ株のように

ディフェシブだといいつつも

下げるときはガツーンと値を下げます。

 

なので配当再投資では高配当株はうってつけですが、

以外と世間で思われているほど

放置できるくらい楽なものではないですね。
 
 
1つ言えることは1度買うと決めた銘柄は

最初に買うと決めた理由がブレなければ

いくら悲観で暴落していても

買っていく必要があります。

 

これは分析して自分の中で納得いく理由が入りますし、

高値圏で推移している株を

順バリで買っていくより勇気が入ります。

 

なぜなら確実に、自分の分析が的確であり

結果的には株価も回復して

配当も増配基調である必要があるからです。

 

一方、グロース株と言われる株を

順バリ、つまり上がっていく途中で乗っかる形で買うやり方は

それはそれで高値圏で買うことには違いないので

下げたときにダメージをくらいます。

 

要するに誰が頂点で買って

ババを引くかみたいな感じです。

 

実際上がっている株というのは

人気があるのでPER等の指標も高いですね。

 

しかし、指標以上に株が上がっていく背景には

業績自体が良かったり、

これから将来必ず必要、主流になっていくもの、

他では真似できないビジネスモデルを持っており

参入障壁が低いなどといった理由が上げられます。

 

要するに株価が上がるには

裏付けされたものがあり

上がるべくして上がっているということです。

 

最近のマイクロソフトや、アップルが良い例です。

 

調整が入るにしても

強い銘柄というのは

値下がりリスク自体が低いです。

 

なので配当を重視する人と、

グロース株投資でよく意見が分かれるのは

このあたりの理由があるからではないでしょうか。

 

グロース株投資の人からしてみれば

「もし高配当株で再投資、あるいはリタイアをするならば

1億くらい稼いでから、そこから考えればいいのでは?」
そもそも1億あれば配当がどうのこうの考えないし…

といった感じ。

 

反対に配当を重視する配当再投資、セミリタイア目標組は

「それではリスクが高すぎる」

「時間はかかっても底値で買い、

配当を受けとりながら再投資するんだ

「いずれリターンが加速して爆発的に資産が増える!」
といった感じです。


正直どっちの言うことも正解です。

 

ただ途中でも述べたように

人によって儲けたい金額、時間、環境によって

意見や、やり方は変わってくるだけです。

 

単純に若いうちに株でリタイアしたい!

あるいは資産を作って若いうちに好きな仕事、事業をやりたい!

といったことだとグロース株投資の方がいいかもしれません。

 

そうではなく、とりあえず高配当再投資で

年間のキャッシュを作り、リタイアとまではいかなくとも

今の会社員は止めて、好きなことを仕事にして

セミリタイアを目指すとなると

別に再投資戦略でもいいような気がします。

 

それとも別にどっちかに決める必要はないので

2つをミックスしたような戦略でも構わないですよね。

 

とにかく自分の目標、性格までも考慮して

確認する必要があります。

 

どこまで下げるか分かりませんが

今回はコロナウィルス要因で下げていますが

暴落があると自分の投資に対する許容範囲が見えてくるので

いい機会ではあると思います。

 

これを機に、私も改めて

自分はどうなっていきたいのか?

どこをゴールとしているのか?

を明確にしたいと思います。


それによっては

少しだけポートフォリオの見直しをするかもしれません。


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